ことりのついばみ

超進学校で不登校となり底辺高校へ転学した田舎のJK(笑)が日々の呟きや好きな音楽、小説、料理etc……について語ります!

あの日、輝いていた

今週のお題「私のアイドル」

久しぶりにお題の記事を書きたいと思います!


突然ですが、私、鳥は



過去にアイドルをしていました


まぁ、アイドルって言えるかどうかギリギリのラインですけどね笑田舎のご当地アイドルをやってました。


始めたのは小学5年生の頃。地域の広報紙に『ご当地アイドル募集!!』という記事を見つけた母の薦めがきっかけでした。当時の私は「まぁ、やってみようかな。」と軽~い気持ちで応募。応募者が少なかった様で全員合格(今思うとヤバい)

自分を棚に上げて言いますが笑田舎に似つかわしくないすっごく可愛い子もいれば、………な子もいましたね笑
個性豊かな二十数人のアイドルの卵は1週間後から初お披露目に向けてダンスと歌のレッスンをする事になりました。


ここで私は違和感を感じます。

当時の私は「アイドル」と言えばボイストレーニングをしてピカピカの大きい鏡の前でダンスレッスンをする物だと思っていました。


当然、ド田舎のご当地アイドルがそんな高度なレッスンを出来る訳がなく……
ボイストレーニングはなく、やるのは小学生が音楽の時間にする様な軽~~い発声練習だけ。
後はひたすら滑舌を鍛えてました。
毎日家でも『あめんぼあかいなあいうえお!かきのきくりのきかきくけこ!』

絶対にそこまで滑舌を鍛える必要は無い。


そして一番の問題は場所です。

レッスンルームなんて小洒落た場所は田舎には無く、私達は文化会館の地下にある会議室で机を片付けて練習していました😭💦


そして、私個人の問題。

運動音痴過ぎてダンス中のステップが全く出来ませんでした。


簡単なボックスステップ等では無く、難解なステップでした。(未だに分からない)

毎週、練習の後で他のメンバーに付き合ってもらい教えてもらったにもかかわらず初お披露目本番でも全く出来なくて、本番の後で録画したビデオを見せてもらったら私だけ実に滑稽でした……涙

幸い私は歌が得意でメンバーの中で1、2を争う程上手く歌う事が出来たのでプロデューサーも私を歌の選抜メンバー(歌を中心に活動するメンバー)に選んでくれました!そのおかげでCDを作る時に私は録音に参加できました。これが活動していて一番嬉しかったです。



色々なイベントに出ましたが、一番大きな出来事は
全国放送のテレビに出演した事ですね(´∇`)
地域を紹介する番組で偶然地元が選ばれたんですよ!地域の名産物を紹介するバックで私たちが踊ってグループの簡単な紹介もしましたが、放送を観たらほぼカットされてました笑(当時は割とショックでした〜😅)


それからしばらくして、私は小学6年に進級し塾へ通う様になったので学業への専念を理由にグループを抜けました。

実際は学業の専念は建前で、週1回のレッスンの他に歌の選抜メンバーだけが呼び出されるのが頻繁にあり、それが嫌で辞めました(¯―¯٥)飽きもあったし、日曜の夕方とかに呼び出されてたので親の送り迎えも難しかったのです。


約1年と短かった私のアイドル活動ですが、
ダンスが苦手でも、練習場所が会議室でも、
ド田舎の小さなアイドルグループでも、


あの日小さなホールで初めて化粧をしてお揃いの衣装で歌って踊っていた私達は

確かに、輝いていました。





にほんブログ村ランキングに参加しています!
にほんブログ村 高校生日記ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 高校生日記ブログ 高校生 不登校へ
にほんブログ村
にほんブログ村 高校生日記ブログ 転校・転入高校生へ
にほんブログ村